尾崎豊好き集まれ 1 時代の代弁者について語ろう     「17歳の地図」

尾崎豊好き集まれ 1
時代の代弁者について語ろう    
「17歳の地図」
 
いらっしゃいませ、こんばんは。
今日もストレイキャットたちが街をさ迷ってるわね。…儚げな中に、生きる力を感じるわね。
 
さて今日は。
あたしの大好きなオトコ、尾崎豊がテーマよ。
27歳で夭逝した、その時代の風雲児とでも言うのかしら。彼が失くなって30年近く経つ今でも、未だに熱狂的なファンは多いはず。あたしもその一人よ。
名前と「盗んだバイクで走り出す」フレーズだけ知ってるだけのアナタ。それだけで十分よ。今日は彼の代表曲を紹介するから、気が向いたらYouTubeで聴いてみてね。
 
 
「17歳の地図」
彼のファーストアルバムに登場する曲よ。曲調はJ-POPに近いロックかしら。彼がミュージシャンを志した17歳の頃を舞台に歌詞がつづられているの。
当時青山学院高校の生徒だった彼は毎日毎日同じ学校生活の繰り返しにウンザリ…自分には叶えたい夢があったり、自由な生活スタイルを求めているのに、当時の学校教育はそれを許してくれないどころか、彼を非難したのね。当時は今と違って先生サマサマ、校内暴力当たり前って感じだったし。いわゆるワルがモテた時代よね。「くわえ煙草の17歳」の尾崎豊もそのうちの一人。理不尽な学校の先生に立ち向かいながら、自分の生きる場所をずっと探しているの。
…誰かを非難しがちなヒトっているんだけど、非難する相手が何も考えてないワケじゃないってことわかってる??尾崎豊がそうだったように。。。意外と非難されてるヒトの方が、自分なりの色々な夢や時代の突破口を描いているものよ。
彼だって…「心をいつでも輝かしてなくちゃならない」って言ってる割には「電車の中に行き交う人の背中にひたむきな親の背中を感じた」ってちゃんと分かっている…自分がこれから進む道は決して簡単なものではない反面、企業戦士として人生を捧げて働く、一見安定した生き方だって自分には無理だって悟ってるのよね。
そして「ちっぽけな俺」はそこから自分の足で進んでいくのを決意するの。。。「自由になりたくはないかい?」って問いかける、時代の代弁者になるために。
「どんな生き方になるにしても自分を捨てやしないよ」ってね。

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ちなみにこの17歳の地図に出てくる歩道橋、実際にあたしも行ったことがあるんだけど…
自分の生きてる世界を少しだけ見下ろしてみるってのもいいものね。これまでの社会が作り上げた「時代」という目に見えない巨大なものに自分は打ち勝つことができるだろうか…
そんなことを彼は感じてたのかもね。
 
 
ごめんなさい、しゃべり過ぎてしまったわ。
尾崎豊についてはあたしどんなにしゃべり尽くしても足りないくらいだから、また今度お話するわね。