おやすみプンプン  感想

 
日曜の夜。憂鬱になっているサラリーマンのみなさん、
いつもあなたのそばには梶原がついています♡
 
さぁ、今日は「おやすみプンプン」感想編
 
このお話で個人的にグッときたシーンを挙げるわね。
まずは、プンプン唯一の友人、三村と花見でのシーン
 

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迷い、傷つき、傷つけながら生きてきたプンプンでしたが、
いつのまにか、プンプンにも居場所が出来ていて、
そのことにプンプンは気づきながらも、どこかしっくりこない
そんなワンシーン。
私はね、本作における、プンプンと三村の関係性が凄く好きなの。
お友達って、なにか劇的なことが起こるでもなく、最初から
凄く気が合ったわけでもなく、ただ気づけばコイツとよく一緒に
いるなって気づく。いつのまにか、コイツとは長いつきあいになると
いいなと思っている。
それって当たり前のことだけど、すごく美しくて、暖かいことだと思うの。
 
このシーンは、なんていうか、そういう人の美しさや暖かさが
春の陽気と桜の中で醸し出されているって感じがしたわ。
 
このシーンを描いた後に、愛子ちゃんとの逃避行が始まるなんて、
作者の浅野いにお先生も罪な人よねぇ。
 
そして、極め付けはやはりラストのこのシーン

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愛子ちゃんとの逃避行の末に、元の居場所に戻ってきたプンプン
誰しも子供の頃には戻れないけれど、大人になってしまった自分にも
きっと今の自分なりの居場所があって、過去と決別しながら
一歩ずつ前へ進んでいってるのね。
 
まだ書き足りないので、次もプンプン語りをしちゃおうかしら。
とりあえず今夜はここまで。
 
さぁ、私も明日から月並みだけど頑張るわよ。